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2023.8.01資産運用

【徹底解説】なぜ海外居住者の資産運用に「香港貯蓄型保険」が選ばれているのか?

最近では、将来の年金に対する不安や学資のご準備など、様々な目的で資産運用を始める方が増えています。

しかし、海外に居住している日本人は日本の金融サービスが利用できないなど、資産運用や投資において様々な問題を抱えています。

そんな海外居住中の日本人に資産運用の手段として選択されている「香港貯蓄型保険」とはどのようなものか、将来どれくらいのリターンが得られるのかなどを解説していきます。

香港貯蓄型保険とは?

香港貯蓄型保険とは、香港にて販売されている資産運用を目的とした保険商品です。

アジアの金融センターとして発展してきた香港には世界中から保険会社が集まっています。
そんな金融が主産業となる香港では保険会社の競争も激しく、結果として資産運用に合理的な設計の保険商品が数多く販売されていて、顧客には適正なリターンが提供されています。

日本の貯蓄型保険との違い

日本と香港の貯蓄型保険は運用の仕組みや保険の機能が全く異なります。

香港貯蓄型保険の特徴は、債券運用で元本を確保しながら、株式などの変動リターンを上乗せして資産を形成していく設計です。
また、市況に合わせて債券と株式の運用割合を調整しながら運用を行いますので、元本を確保しながらも長期的に高いリターンが期待できます。

一方日本の貯蓄型保険は、主に債券のみをベースに運用を行っていく為、市場の金利状況に大きく影響されます。

海外居住中の日本人に「香港貯蓄型保険」が選ばれる6つの理由

大手機関投資家に資産を運用してもらえる

香港に拠点を展開する外資系保険会社の中には、運用資産額が150兆円(2024年4月時点) にもなる保険会社があり、運用資産額で世界の機関投資家の上位にランキングしています。

これらの大手保険会社はいずれも信用格付けが高く、ナスダックなどの株式市場に上場していることからガバナンス体制への取り組みもしっかりとしています。

運用資産額の大きさは、投資する対象としての信頼感を推し量るだけではなく、債券運用においてより良い条件での売買を可能にしてくれます。
個人でも香港貯蓄型保険を通じて資産を運用することで、優位な債券投資メリットなどの機関投資家の資産運用の効果を間接的に得ることができます。

高い運用リターン

香港貯蓄型保険は、債券運用で元本を確保しながら、株式などを含む変動リターンを上乗せして資産を形成していく設計が一般的です。
市場金利や物価の上昇など、様々な市況の変化に対して株式と債券の運用割合の調整を行いながら、長期複利で高いリターンを目指した運用を行います。

元本確保

香港貯蓄型保険は、債券運用のリターンを用いて元本を確保する仕組みとなっています。

商品や払込期間によって異なりますが、ご契約から13年経過前後で投資元本を確保していきます。(2024年4月時点)

運用の一部で元本確保を確保しながら、さらに株式や一部債券による変動リターンを上乗せで狙う設計となっているので、長期の資産運用を安心して行うことができます。

外貨建ての資産を作れる

香港貯蓄型保険は米ドル建の商品が一般的ですが、ユーロや中国元など様々な外国通貨を選択できる商品もあります。
また、将来保険を解約する際などはお金を外貨のまま受け取ることも可能です。

2022年からの数年で1ドルが110円前後から150円前後まで推移したように、為替は大きく変動することがあります。
例えば40歳の方でも、老後を迎えるまで20年以上の長い時間がありますが、数年先の為替を予測することですら困難ですので、20年後の為替がどうなっているかを予想することはできません。

外貨の準備は為替が変動してからでは間に合いません。
また、今が円安か円高なのかを判断することも困難です。
目先の為替にとらわれずに早いうちから外貨資産を準備して、できるだけ長く運用することで着実に外貨資産を形成することができます。

政治リスクの回避

長期で資産を運用をする上で、中国などの政治や戦争リスクは大きな懸念材料です。
香港で事業を行う保険会社の一部は、これらのリスク回避を目的に法人登記上の本拠をバミューダなどのオフショア地域に置いています。

例えば、当社でもご契約の多いSunLife香港は、香港返還(1997年)の2年後には本拠をバミューダに移しています。
このようにお客様から預かっている運用資産だけでなく、法人登記上の本拠地も香港国外に置くことで、有事が起きた際に資産を守る体制が取られています。

日本に戻った後も安心

日本や一部の国では、移住などでその国を離れると証券会社が使えなくなる、保険も解約が必要なケースが存在するなど、金融に不自由が生じることがあります。

香港貯蓄型生命保険は日本に戻った後でも、またはその他の国に移住をしても、運用を継続できます。

また将来解約などでお金の受取る際は、日本を含む世界中の銀行でお受け取ることができます。

将来の運用リターンはどれくらい?

香港貯蓄型保険を活用することで資産がどれくらい増えるのか、実際の商品設計書の中身を見ていきます。

<ご契約の一例>

・40歳男性
・保険料:50,000USD
・払込方法:2年払い(年25,000USD)
解約返戻金
55歳時点: 95,596USD(返戻率:191%)
60歳時点:139,708USD(返戻率:279%)
65歳時点:196,824USD(返戻率:394%)

仮に1ドル=150円で考えた場合、2年間で保険料50,000USD(750万円)を払い込むと、55歳時点では約1434万円、老後を迎える65歳時点では約2952万円を準備できる想定です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

海外居住中は日本の金融サービスの利用に制限がありますが、一方で海外金融へのアクセス自由度が高まります。

ぜひ、海外居住中に「香港貯蓄型生命保険」を活用した資産運用をご検討してみてはいかがでしょうか。

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